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初めてのレンタルオフィスを選ぶ時に覚えておきたいこと

レンタルオフィスの魅力とは

レンタルオフィスは、一般的とされる必要最低限のオフィス器具が設置されており、低い価格で都心の土地にオフィスを持てるという、創業したての企業にとっては最適な施設だと言えます。そもそもレンタルオフィスとは、一般的な賃貸よりも低いコストで借りることができるオフィスで、あらかじめオフィス関係の家具が設置されている場所です。オフィス家具の購入や事務所の家賃などの初期費用を、大幅に抑えられる点が最大の魅力といえるでしょう。

選ぶ側も、判断力と選別能力を問われる時代

しかし低額な賃料に目がくらむと、肝心のサービスの中身が無いということもなくはありません。オフィスを利用開始後に、必要なオプションが無いことに気がつくという失敗をしてしまうこともありますし、自分の業務に適したレンタルオフィスかどうかという確認も必要となります。選ぶ側も、判断力と選別能力を問われる時代にきているのです。そこで、ここでは最初にレンタルオフィスを選ぶときに忘れてはいけない、大事なポイントをまとめました。これからレンタルオフィスを借りるというときに覚えておけば、心強い味方となるでしょう。

検討材料1:費用が自分の業務や収入に対して見合っているか

まず検討しなければならないのは、利用するレンタルオフィスの費用が自分の業務や収入に対して見合っているかという点です。初期コストが少なくて済むという先入観で、レンタル費用は安く済むはずだ、と思いこんでレンタルオフィス選びをしてしまう人は少なくありません。

実際に、利用するレンタルオフィスの場所や大きさ、サービスによって異なりますが、レンタル料は大体月に10万から15万が基準です。しかし都心かつ賃貸でも、古めの中小ビルで1坪数千円の物件は存在します。計算してみると、レンタル料の方が高くついてしまうこともあるのです。

また、最近ではシェアオフィスやコワーキングスペースといった、安価で利用できるスペースも多くなってきています。そのため、目的や理由をきちんと持って選んだ場所で無い限り、逆に高くつくということも少なくありません。

検討材料2:初期コストを本当に抑えることができるか

もう一つは、初期コストを本当に抑えることができるかという点です。一般的な賃貸オフィスで事務所を構える場合には、補償金、OA機器等を自前で揃えなければなりません。小さい規模であっても、まず百万単位で費用がかかることも珍しくないのです。
しかし、基本的にレンタルオフィスの料金には、光熱費、スペースの利用料が含まれていることが多く、安心して使えることが強みなのですが、施設によっては別途料金がかかる場合もあります。手軽に入居できるイメージがありますが、このように別料金での支払いを求められる場合もあるのです。そのため、きちんと支払いの件は確認する必要があります。

レンタル料で計ることができない恩恵を得ることができる

検討の末、レンタルオフィスの利用を決めた場合は、良いレンタルオフィスを選ぶことが重要です。レンタルオフィスは、同じ起業家同士が集まる場所ですから、新しい企業同士の交流を図ることもできます。役立つセミナーを頻繁に実施している場所もあり、これらのイベントからは、月々のレンタル料で計ることができない恩恵を得ることができるといえます。

その点を差し引いても、一般の賃貸オフィスより必ずしも安いということはできませんが、賃料の他にも、各レンタルオフィスが提供するサービス内容をきちんと確認するとよいでしょう。法人登記が可能か、配達物の受け取りや電話対応をしてくれるか、専用の電話は引けるかといったサービスを確認して利用したいサービスを選択することが大切です。

まとめ

レンタルオフィスはあくまで一時しのぎとして入居する場合が多いと言えます。その期間は決して短いものではありませんので、中長期で収入と支出のバランスを考える必要があると言えるでしょう。

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